医療法人真正会 理事長 斉藤正身よりスタッフへのメッセージを綴っています。
月に1回、Zoomで理事長講話ができるようになり、30 items for tomorrowも皆さんのご協力で2クール!
・・・そんなこんなでこのメッセージもしばらくお休みしていました。
この1年間、コロナウィルス感染症に振り回され続け、日常という言葉がとても遠くのことのように感じてしまいがちですね・・・個々のライフスタイルもだいぶ変わってきたと思うし、行動エリアも相当狭くなってしまいました。
個人的には、毎年開催しています海外研修の目処が立たないことや、研修会や講演などで出張することもほとんどなくなりました。当たり前のように仕事やプライベートで外泊することが、毎週のようにあったことが信じられないくらいです。
おかげさまで趣味のゴルフはできますが、オリンピック開催に向けて、コースが閉鎖され倶楽部にさえ立ち入ることができなくなりました。感染者が激減し、いつもの夏が戻ってくることを期待していましたが、もう少し時間がかかりそうですね・・・
この1年、本を読むチャンスとアマゾンでかなりの冊数を買いましたが、恥ずかしながら実は山積みです(^^;
何故か最近は集中力がなくなったのか、目が悪くなったのか、意欲がないのか・・・とにかく読まないですね〜
時間はあるのに、結局はテレビがお友だちのような生活がずっと続いていますね〜
これではいけないと思い、何かを始めたいと最近思うようになりました。
さて何をしましょうか?それを考えているうちに気がつくとソファでうたた寝・・・目が覚めてスマホを見ると、ワクチン接種に関するメールや連絡に追いかけられ、現実に引き戻されて興奮して眠れず、またしてもお友だちのテレビの前・・・
これじゃ身体にいいわけないね、わかっちゃいるけどやめられない・・・どこかで聴いた歌詞ですね(^^
新たな趣味を見つけてイキイキとしている人がすぐそばにいるので、見習って、次回のメッセージでは、是非とも新たなアクションを紹介したいと思います。
徒然話しにお付き合いありがとう。
理事長
新型コロナウィルス感染のフェイズが変わってきました。しかしながら、決して手放しで安心できる状況ではありませんね。
真寿園や南病院では、ご家族の面会を限定させていただいたり、Zoomを活用したり、それぞれに工夫していますね。どちらにしてもご家族の協力があって感染予防できていることは本当に感謝の一言に尽きます。
在宅サービスにとっても緊張感のある日々を送っていますし、通所系の利用者の自粛などもある中、いつも通りの明るい対応、本当にありがとう!
さて、そのような中、しばらく閉鎖していましたSKIPトレーニングセンターは、来週より段階的に利用を再開します。
人数や時間的な制限は設けますが、とにかく一歩前に進むことになりました。
今回の出来事から多くのことを学ぶことができましたので、今こそ前を向いて歩み出しましょう!
慎重に一歩一歩ですけどね!
日本福祉大学の二木立名誉教授はご自身のニューズレターの中で、
以下のように「将来への姿勢」を示めされています。
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最近知った未来(future)に対処する
3つのスタンスのしゃれた英語表現・・・
① Surrendering the future
未来に身を任せる=何もしない
(The Economist 2020年3月7日号)
② Gambling with the future
未来とギャンブルする=一か八かやってみる
(The Economist 2020年4月4日号)
③ Act now for the future
未来に備えて今から行動しよう!
(日慢協 池端幸彦副会長:協会誌128号)
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如何ですか?どの言葉も意味が深いですね〜うなずけるスタンスです。
でもやっぱり・・・私たちは③ですよね!
日頃からプライベートでもお付き合いさせていただいている池端さんのPositive Thinking、流石です!
さあ、私たちも 「Act now for the future」!!
理事長
外での仕事がほとんどなくなり、数人のスタッフからは「理事長、仕事なくて暇でしょ!」なんて言われています(^^;
確かに予定表には何も予定が入っていませんからね。今までも予定表の空いてる時間は暇だったわけではないですが・・・
外出する機会が減り、病院、特に理事長室にいる時間が増えましたが、では寝てるのでしょうか?そうもいきませんね。
川越市医師会はコロナ対策もあって総務会・理事会はいつも通り行われていますが、実際はデスクワークがとても増え、日本リハビリテーション病院・施設協会の役員会がWeb会議になり、5月の総会に向けての打合せ、リハケア大会中止に伴う後処理など・・・
日本医師会から依頼された5月24日の「かかりつけ医研修」の準備、埼玉県医師会が今年から始める「在宅医療塾」の原案作り、結局は今まで往復の車中や機内で行っていたことをじっくり机に向かってできるようになったのかもしれません。
一番大きいのはグループ内の諸課題にしっかり関われるようになったことですね!だからと言って相談が増えたかと言うとそうでもないですね。早めに私から動いているせいか、居ないと相談したいけど、居るなら後でも良いかな?なのか、どちらにしてもデスクワーク自体が早くなりました。私から皆さんを呼び出したり連絡したりすることも増えました。
メール等でのやりとりも夜遅く自宅からではなく、リアルタイムに送れるようになり、依頼されたことに追い回されなくてすんでいます。
とは言っても、一番肝心なことはグループのコロナ対策です。どの部署もギリギリで頑張ってくれていますね!感謝感謝です!
まだ先が見えない状況ですが、たとえ少し明るい兆しが見えても、気を抜くことなく対応してください。マスクや防護服なども様々なルートを駆使して集めていますから安心してください。院内でクラスターが発生し大変なことになっている知人の病院の状況を聞くと、絶対に院内感染・施設内感染・事業所内感染は避けなければならないと痛感します。緊張感を持って引き続き対応してください。
頑張りましょう!
真寿園の新しいデイサービスが完成しました。予定では保育施設を作るつもりでしたが、ハード・ソフト共に予想以上にハードルが高く、一度白紙に戻すことになりました。だからと言って、放置しておくわけにはいきませんから、当初の計画より
充実させた庭と駐車スペースの設計施工に入りました。
既存のデイサービスが中重度の方中心の「真(まこと)」、新しいデイサービスは軽度の方対象の「寿(ことぶき)」そして庭は、入所・通所の利用者はもちろん、リハビリ目的でも活用でき、地域の方の憩いの場にもなるオープンエアのマルチスペース「園(その)」と位置付け、夢を広げました!!併せて「真」「寿」「園」ですね!まだ原案ができたばかりですから、これから具体的なディティール作りになりますので、何か良いアイデアがあったら遠慮なく申し出てください。
若いリハビリスタッフとのLINEを使った勉強会も始まりました。皆さんも今までの既成概念に捉われず、様々なアプローチを仕事の上でも創造して、「禍転じて福となす」を目指しましょう!
最後に、ゴールデンウィークに入っても仕事のスタッフは多いと思いますが、休みが取れた人たちは不要不急の「外出」を控えて下さいね!これからの国民の動向が本当に大切な時期に入ったと実感しています。
明るく豊かな未来が実現できますように力を合わせて頑張りましょう!
理事長
さて、明るいニュースです。
4月1日から海津啓之先生が霞ヶ関南病院の病院長に就任されました。
私と先生との出会いは30年以上前になります。同じ職場で働いた仲で、それ以後も後輩というより友人としてのお付き合いが続いていました。
「いつかはまた一緒に働きたいね!」と会うたびに語り合っていましたが、その夢が本当に実現しました!
連携先の武蔵野総合病院からの転職ですが、引き続きというより今まで以上に強い繋がりを持った病病連携が期待できます。ありがたいですね!
半年にわたり、病院長代理として奮闘してくださった伊藤雅美先生は、副院長として海津病院長をサポートしていただくことになりました。
新たなステージを迎えた霞ヶ関南病院ですが、地域から求められる役割を全うしていきましょう!
もう一つニュースがあります。
すでに皆さん承知していると思いますが、4月1日から、地域包括支援センター小仙波が移転しました。
小仙波ケアセンターから独立?して、ベルク川越小仙波店から川越駅に向かってすぐの建物です。
今まで以上に地域に密着した活動ができることを期待しています!
■川越市地域包括支援センター小仙波
〒350-0034 川越市仙波町3-16-13 ウエルズ21川越 B02
TEL 049-227-7878
FAX 049-227-6106
新型コロナウィルスによる感染者の急拡大!東京都の後を追うように、埼玉県や川越市でも増え始めています。
全く先が見えない状況の中で、とても重要な局面を迎えていることは皆さん実感していると思います。
今、私たちができること・・・それは自身の感染予防を念頭に置いた行動を心がけること。そして病院・施設・事業所内での感染防止対策を遵守することですね。
霞ヶ関南病院の役割は、従来通り、感染者の受け入れではなく、感染者以外の患者さんの診療や入院、リハビリテーションの提供が使命であり、それが地域貢献と考えます。
感染症疑いの外来者への対応は、承知の通りですが、今まで以上に細心の注意を払って対応してください。
このテーマでメッセージを伝えないで済む状況になることが、一日でも早く迎えられることを祈るばかりです。
久しぶりに写真を一枚。昨年の研修先、ヘルシンキの港です。
手持ちでほろ酔い気分で撮った写真ですから、ピンボケ気味でゴメン!
理事長
想像以上に感染拡大が続く新型コロナウイルスについて、感染防止にチームで取り組んでいる皆さんの努力に敬意を表します。
先日行われた川越看護専門学校の卒業式もかなり簡略化されて開催されましたが、多くの年度末行事が中止や延期になっています。
スポーツも同様で、西武ライオンズや浦和レッズの応援が直接できるようになることを祈るばかりです。
今が、そしてこれからがとても大切な時期になります。
気を抜くことなく感染防止に努めましょう!
それにしても、誤った情報やデマがこれほど蔓延するとは・・・
マスクやアルコール消毒どころかトイレットペーパーまで・・・
このような現象を「インフォデミック」と呼ぶそうですが、9年前の東日本大震災の際も様々なデマや憶測に悩まされたことを思い出します。
以前にも紹介したと思いますが、『災害ユートピア』というノンフィクションの書籍があります。
著者のレベッカ・ソルニットさん自身が地震による被災を経験し、その経験のもとに世界で起こった様々な惨事を取材してまとめた書籍です。
大惨事に直面すると、人間は利己的になり、パニックに陥り、退行現象が起きて野蛮になるという一般的なイメージがありますが、それは真実とは程遠く、実際にはそのとき特別な共同体が生まれ、
力を合わせて立ち上がる・・・そのような内容で、もちろんその共同体(ユートピア)は長続きするものではないけれど、力を合わせて一つになることの意味を教えてくれる良本だと思います。
このような事態を政治や政局として捉えている虚しさ、どのような立場で発言しているのか理解に苦しむメディアの人たち・・・敵は新型コロナウィルスですよ!って言いたくなります。
外出にも制限が出てきている昨今、『災害ユートピア』読んでみては如何でしょうか。
法人内の会議や研修が思うように展開できませんが、様々な手段や機会を活用してコミュニケーションをとっていきましょう!
ホームページや広報誌等をグループで一元化する取り組みが始まりました。
何のために誰のために情報発信するのかを十分意識した媒体になることを目指したいと思います。
もう一つ・・・
南病院のブレンズコーヒーが明日までになりました。お店も看板娘の皆さんも南病院のオアシスのような役割を担ってくださっていました。
バンクーバー発祥のカフェで、味わい深いコーヒーの味は忘れられませんが、4月1日から装いも新たに「KEY’S CAFE」としてオープンします。
看板娘の皆さんは変わらず頑張っていただくことになりましたので、皆さんご安心ください。
理事長
昨年末から依頼されていた講義のための原稿とパワポが一段落し、少し時間ができました。メッセージも2月7日の177に引き続き178をお届けします。
2月2日のグループ研究発表会、皆さんご苦労様でした。どの発表も力が入っていました。日頃取り組んでいることがグループの仲間たちに分かってもらえたこと、とても良かったと思います。発表のための発表ではなく、日常のチームの振り返りという意味でも有意義でしたね!
しかし・・・できればこのようなイベントがなくても情報が共有できるようになると良いですね。先日グループ内の法人を越えた食事会がありましたが、かすみ野の住民の皆さんと取り組んでいる「買物支援バス」のことが話題になりました。
てっきりみんな知っていると思ったのに、そのことを全く知らないスタッフが結構多いことに驚きました・・・
というより寂しかったですね・・・
すでに3年以上前からの取り組みですから、少なくとも「聞いている」レベルの反応はあると思っていたのでちょっとガッカリでしたね。理由はいろいろあるのでしょうが、情報を提供する側と受ける側、両者の意識に課題がありそうですね!
だんだん心配になってきました。
真寿園の二つ目のデイサービスがオープンしますが、何故作ったのかご存知ですか?
地域包括支援センター「よしの」の分室が南古谷にあること知っていますか?
まさか何故一般社団法人Hauskaaを設立したのかを知らない人はいないでしょうね?
自分の働いているグループのことに、もっと興味・関心を持ってください。
今の仕事との接点が必ずあるし、地域の方々への情報発信の役割を皆さん持っているのですから、知らないでは済まないですよね。
追記
本日の南病院の朝礼、今年のテーマの唱和、あまりにも元気がなくてガッカリでした!
理事長
先週のグループ合同のリーダーミーティングで、「社会的包摂」についてお話しました。
その時に使用した「地域包括ケア研究会報告書2019年3月」の資料です。
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多元化する社会と社会的包摂
2040 年に私たちの社会が迎えるのは、これまで見てきたように、平均像では説明できない社会である。一人ひとりが、実に多様な人生を過ごし、多様な住まいで、多様な家族のありようと住まい方を通じて、多様な課題を抱えながら生活している社会である。そして、多様性のある社会は、所得や生活環境、健康状態も含め、多くの格差が生じている社会でもある。所得に問題を抱える人や、家族関係に問題を抱える人、障害や健康問題を抱える同居家族がいる要介護者もいるだろう。
そうした多様な社会では、例えば「地域」という表現も、助け合い・支えあう場としてとらえる人もいれば、単に職場から帰って寝るだけの場所として理解する人もいるだろう。同じ地域 に住んでいても、それぞれの住民にとっての「地域」の役割や期待、重要度が異なっており、 私たちはそのような「多元的な社会」の中で生活しているといえる。
それぞれ異なる地域生活上の課題や問題を抱えた人々が、それでも一つの地域の中で排除される(社会的排除)ことなく多様な人々を包み込んでいく過程、それが、2040 年の多元的な社会に向かっていく際の基本的なアプローチである。これを「社会的包摂」と呼ぶ。包摂的な社会は、社会が一丸となって、一つの価値観の下で共存するイメージではなく、避けられないものとしての格差の中で、住民の参加を得ながら、いかにして社会が分断しないように、住民を包摂するかが重要になる。
そして、社会的包摂は、一人ひとりの意思が尊重され、その地域・社会の中で排除されることなく、生活を継続できることとも言い換えられるだろう。それは「個人が単一的な社会の枠組みに無理やり押し込まれるか、排除されるか」といった社会ではなく、「社会が個人の意思決定に可能な限り寄り添える社会」ということもできる。現在、厚生労働省は「地域共生社会の実現」を政策として掲げている。「多元的な社会」を「包摂」していく過程の先には「あらゆる人々が“地域で共に生きる社会の実現”」=「地域共生社会」があると整理できる。
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もっともだと思われる部分が多いと思いますが、社会的包摂という言葉より、ソーシャル・インクルージョンsocial inclusionのほうが馴染みやすい人もいるかもしれませんね。「個人が単一的な社会の枠組みに無理やり押し込まれるか、排除されるか」といった社会ではなく、「個人の意思決定に可能な限り寄り添える社会」という考えは、私たちグループの根底に流れるものと一致していますよね。では具体的に私たちが今できること、今後取り組んでいきたいことを仲間同士で議論してみてはいかがでしょうか?
理事長
11月3日、新潟のホテルに宿泊し、これから日本医療・病院管理学会です。
私の参加目的は社会医学系専門医・指導医の資格更新のための講習を受講することです。長崎リハビリテーション病院の栗原正紀先生が学会のシンポジストとして登壇されることがわかっていたので、昨晩久しぶりにお会いしました。居酒屋でノドグロを食しながらお互いの近況報告です。
先生はご存知の通り、日本リハビリテーション病院・施設協会の前会長です。
名誉会長になられ、やっとゆっくりできる時間ができたのではと考えがちですが、先生はJRATの代表として8月以降、大袈裟ではなく日本中を走り回られています。最近は千葉や福島などの被災地域に出向き支援の必要性をご自分の目で確認されています。決して目立ち過ぎず、客観的な判断力で行動される姿は本当に見習うべき先輩・兄貴です。
さて本題ですが、先生の抄録に記されていた一文を皆さんに紹介します。シンポジウムテーマは、「高齢社会とこれからの医療における質の評価」ですが、先生は「リハビリテーション医療における質の評価」について語られています。
その最後に『リハビリテーション医療は生活を視野に入れた超高齢社会に於ける地域医療の骨格を成すものである。故にリハビリテーション医療の質は即ち地域医療の質を示すものであり、評価する上で非常に重要な要素と考えられるのは退院後の安心・安全な地域生活の継続にあると考える。』とまとめらています。
皆さん如何ですか?まさに私たちが「質の評価」を考える上で大切にしなければならないことですね!これからシンポジウム会場に行きます。どんな展開になるのか楽しみです。その後に講習があるので今日も帰宅は夜遅くなりそうですね。
理事長
日本福祉大学の名誉教授、二木立先生が2月22日に来訪され、グループの事業を視察されたことは記憶に新しいことと思います。先週、日本リハビリテーション病院・施設協会の学習会にお呼びした際に、「医療の原点は福祉である」の『福祉』の意味についてお話ししました。すると早速、翌日に以下のようなメールをいただきました。是非皆さん、読んでください。
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上田敏先生は『リハビリテーションを考える』(青木書店,1983)の序章の「おわりに」で、「理念としての福祉」と「社会福祉事業」を峻別し、以下のように述べています。
<「理念としての福祉」と、現実に行われている「社会福祉事業」とをはっきり区別しようではないか(中略)。理念としての福祉はたしかに全人間的なものであり、人間にかかわるあらゆる部分を包括し、当然リハビリテーションの理念もその中に(かなり重要な部分として)含まれるであろう。しかし通常ひとが「福祉」という時に思い浮かべる具体的な実体としての福祉、つまり現実に種々の制約の下で機能している「社会福祉事業」は、現実にはその広大な福祉の理念のごく一部を実現しているにすぎないものであり、そのようなものの一部である障害者福祉事業は社会的リハビリテーションとほぼ同義であり、全体としての「リハビリテーション事業」の一部である、ということである>(43頁)。
上田敏先生は、国立言語治療士の学院での講義の際に、学生と行った「福祉」の理念とリハビリテーションとの関係についての議論(福祉はリハビリテーションに含まれるのか、それともリハビリテーションは福祉の一部であるのか)について、1週間熟慮した後、上記結論に達したそうです。
斉藤さんが『日本リハビリテーション病院・施設協会誌』7月号の講演録の最後で紹介された、御尊父から受け継がれた信念「医療の原点は福祉である」の「福祉」は、この「理念としての福祉」であると思いました。
また、この意味での「福祉」(「理念としての福祉」)は、日本の(重症心身)障害児・者福祉の父と謳われる糸賀一雄が提唱した「福祉の思想」にも通じると感じました(NHKブックス,1968)。この本は発行から50年以上たった現在も、広く読み継がれています。もしまだお読みになっていなかったら、ぜひお読み下さい。
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以上、二木先生からいただいた「宝物」ですね!
私たちの「リハビリテーション」、「福祉」に対する整理をしていただきました。
理事長
ゴールデンウィークも終わり、新しい時代「令和」がスタートしました。
グループの仕事には休みはないものの、家族サービスや帰郷されたスタッフも多いと思います。私はHauskaaの家具選びで新宿に出かけた程度で、川越からほとんど出ることもありませんでした。
さて久しぶりのメッセージですが、連休前に長年お世話になった「老人の専門医療を考える会」を退会し、先週末には22年間務めた全国デイ・ケア協会の会長職を後進に譲り、新しい時代に向けて一歩踏み出しました!
連休前から進めていた理事長室の模様替えも一段落しましたが、その時に懐かしい書類が出てきました。平成9年に常勤医としてスタッフの一員として取り組んだ「体験入院に参加して~チームの一員として~」の報告書です。伊藤雅美先生、斉藤克子先生、そして私からの報告です。是非みなさん私たちの体験入院記、PDF読んでみてください!
日本リハビリテーション病院・施設協会の30周年記念祝賀会の開催、Hauskaaかすみ野の竣工も間近、真寿会は真正会に名称変更も決まり、慌ただしい日々は日常的になっていますが、各法人で行われるウェルカムパーティーも開催されますね。新人の皆さんだけでなく、最近顔を合わせることができていない皆さんとお話ができること、楽しみですね!
令和元年5月14日
理事長
年末の忙しさを肌で感じる日々が続いていますが、インフルエンザも流行り始め、ちょっと気合?を入れないといけないですね!
関連団体の会議やマスコミを通して、「消費税」「10連休」など対応を考えなければなりませんが、最重要課題は「働き方改革」ですね。国レベルの話というだけではなく、私たちグループとしての「改革」の必要性を痛感していますし、結果を出さなければならないことです。
スタッフの勤務状況に関しては喫緊の課題で、私も動き始め、すでに関係する人たちとも具体的な対応策を話し合っていますし、結果も出し始めています。グループにとって一番大切にしなければならないことは何か?それをもう一度確認すべき時ですね!
今回のメッセージでは、もう一つ伝えたいことがあります。
先程、報告や説明がうまくできていないスタッフに対して、大声で怒鳴ってしまいました。何回も同じことを!どうして相談できないの?など、結果的にはお互い改善の約束をして笑顔で頑張ろうということになったのですが、その後に聞いたところによると、その「声」が隣室のスタッフたちにも聞こえていたそうです・・・失敗しました!何と浅はかな行動をとってしまったのか、情けない振る舞いでした。
誰にでもありえることですが、特に役職の皆さん、きっと同じことが起こっていますよ!あなたたちが考えている以上にスタッフは重くネガティブに受け止めていると思います。周りを見る余裕と人への寛容さ、どんな時も大切ですね!
明るい新たな気持ちで2019年が迎えられますように!
理事長
「医療・介護に携わる君たちへ」
本を出版して一年
様々な反応がありました。
100冊購入してくれて、項目毎に勉強会を開いてくださる医療法人、
感激です!
本を読んで来年の入職を希望してくれたリハビリの学生さん、
ありがとう!
研修会の時に購入した本を持参してサインを求めてくださる方々、
沢山いらっしゃいました、感謝、感謝です!
購入後、じっくり本を読んでくれて、長文の感想文を送ってくれた
スタッフ、あなたの文章のほうが素晴らしい!
出版に踏み切った理由は、スタッフの皆さんに今までの仕事や人生
を振り返ったり、立ち止まって現状を把握したり、そして明日に向
かって一歩前に進んでもらいたいと思ったからですが、出版後、実
は自分自身のために出版したんだなぁと思っています。未だに何度
も読み返して未来を描く原動力にしています。
出張先には必ず持参してますし、旅行の時もスーツケースに忍ばせ
ています。
これからの人生、仕事もプライベートも後悔しないでエンジョイし
たいと思ったからこそ刊行したんですね!
一人では何もできないと思いますが、一人一人の考えや行動が次に
つながっていることも日毎に思うようになりました。
その考えや行動を隣りにいる人と共感したり、議論したりして、よ
り一層充実した物事につながるんですね!
理事長
グループ名決定!「かすみケア グループ」
慌ただしく新年度を迎え、あっという間に6月です。5月18日
に日本リハビリテーション病院・施設協会の会長に推挙され、6月
1日には事務局も全国デイ・ケア協会との合同事務所として神田に
オープンしました。新たな仕事が増えましたが、受けた限りは意義
ある事業を展開したいと思っています。
皆さんに応募をお願いしたグループ名ですが、5月28日に発表し
ました。チームでの応募総数も真正会47、真寿会50と100近
く集まりましたが、真寿会小仙波デイサービスの皆さんが提案した
「かすみケア グループ」に決定しました。社会福祉法人「真寿会」、
医療法人「真正会」、そして一般社団法人「Hauskaa」の3つの法
人のグループ名です。法的な正式名称ではありませんが、同じ目標
を持つ1つのグループであることを意識してほしいですね!
よろしくお願いします。
今日は「かすみケア グループ」になって始めてのバレーボール大会
です。今年仲間になった皆さんも奮って参加して下さい!
何故バレーボールなのか?これは単純な理由です。私が中学から大
学までバレー部だったこと、伊藤雅美先生は今も現役の選手、バレ
ーボールの愛好家が多いことからですね。チームプレーや男女の区
別なく楽しむことができ、プレーしない人も自分の所属チームの応
援、参加者全員が盛り上がるところが良いですね!ユニフォームも
揃えて皆さん本気モードです。
秋の大会は愛和病院や川越胃腸病院の皆さんが参加されるようにな
り、さらに楽しい恒例行事になりました。
くれぐれも怪我のないようにして下さいね(^^;
理事長
寒い日が続き、インフルエンザも大流行、様々なリスクへの対応、ご苦労様です。
皆さんご承知の通り、かすみ野には「たすけあいの会」という住民の自助・互助グループがあります。川越市内には様々なグループがありますが、かすみ野の取組みは内外からも多くの注目が集まっています。それは、住民主体の活動を医療法人や社会福祉法人が底支えしていることも一つの要因と言えるでしょう。住民の主体性が
求められている昨今、都道府県の前向きな戦略や市町村のヤル気が前提になりますが、地域の医療機関や福祉施設、関係団体の協働による支援が加わるとさらに厚みのある体制が作れると思います。
地域包括支援センターが窓口になり、中央クリニックのスペースをお貸ししたり、デイケアが買い物支援サービスに送迎車とドライバーを提供したり、まさに地域に密着したお付合いができていると思いますが、このような活動は私たちからのアプローチというより、住民の皆さんからのアイデアに応える形で進められているところに意味がありますね。
今まで中央クリニックで月に一度 開催していた「昼飯を作って食べる会」も活動の1つですが、30名程の住民がご自分たちでメニューを考え試作をし、お互いに配慮しながら和気あいあいと作って食べる会が開催されていました。中央クリニックの解体により、その開催が危惧されていましたが、2月18日に試作の会をデイホスピタルで、2月25日の本番を真寿園で開催する提案がありました。私はありがたいことだと思っています。とかく私たちはルールや筋道に拘る傾向にあります。もちろんそれも大切ですが、しかし、そこからは新たな発想が生まれませんね。
私たちグループの様々な施設を活用してくださることは、私たちにとっても意義深いことで、スタッフの皆さんが地域を意識できる最高のイベントです。病院や施設は入院や入所だけを提供するわけではないですよね。それが私たちグループの生命線であることを再確認してください。
理事長
皆さん御承知のように新年早々、様々な出来事があり、メッセージ の配信が遅れてしまいました。
今年のテーマは「まず一歩、チームワークで、もう一歩」グループの発祥である霞ヶ関中央病院前設立から45年が経過して、新たな気持ちでスタートするに相応しい言葉が選ばれました。前向きで清清しい言葉ですね。
その中央病院は、今月末には解体工事が始まります。向かい側に建設した「霞ヶ関在宅リハビリテーションセンター」が完成し、1月8日から再スタートを切りましたから、その役目を終えたわけですが、やっぱり寂しいですね。
13日には「フェアウェル・パーティー」も行われて、中央病院で働いたスタッフ、もちろん退職した人も大勢の方々がお別れに来て下さいました。なつかしい顔も多く、まさに同窓会でしたね。私もすべての来院者にお会いすることは出来ませんでしたが、感謝感謝ですね!
解体工事が3月いっぱいで予定通り進めば、新たな試みである一般社団法人「Hauskaa」による集合住宅を中心にした地域のオアシス?作りが始ります。
詳細はまた後日・・・
そして悲しいお知らせが一つ、私にとってオーストラリアの父であり師である Dr.John Tooth が1月7日の早朝に逝去されました。12月にお会いした時にもかなり衰弱はされていましたが、まさか こんなに早く逝かれるとは思いもよりませんでしたから本当に驚きましたしショックでした。
私たちに「アダーズ」を遺して下さったことは大変名誉ですし、名に恥じない事業展開が求められますね。
「ジョン、ありがとう」
ジョンからの教えは昨年刊行した「医療・介護に携わる君たちへ」に詳しく記していますので、ここではご冥福をお祈りするにとどめておきたいと思います。
ジョンからのメッセージと元気なお姿を皆さんに贈ります。
理事長
来年のカレンダーが決まりました!
今回は9月に出かけたカナダの風景です。
本来であれば両法人の皆さんが集まるミーティングで発表する予定でしたが、なんと医者の不養生・・・
先週から風邪を引いていて、とにかく声が出ません。
ごめんなさい!
というわけで、メッセージでカレンダーのお話をします。
バンクーバーとカルガリーで視察や研修がありましたが、週末に訪れたアルバータ州バンフ。中心街の近くにある公園で、カナディアンロッキーの山並みを眺めながらの一枚です。
雲の動きが早くて、その中でも青空と雲のバランスが一番良かった一枚を採用しました。
今回の研修チームのまとまりの良さは秀逸で、尚且つ天候にも恵まれ?ました。恵まれたというのは、好天ばかりでなく、最終日のカルガリーでは初雪も体験でき、日本と比べてもスケールの大きな大地を体感できたと思います。
カレンダーに添えたメッセージは、「Life loves the liver of it.」アメリカの黒人女性で詩人、作家、公民権運動家のマヤ・アンジェロウ(1928~2014)の言葉で、「人生は人生を満喫する人を愛する」「人生は人生を生きるものを愛す」などと訳されています。マーチン・ルーサー・キング牧師たちと活動を続けていた方で、この言葉だけでなく、多くの名言を残されています。ぜひ調べてみてください!
「Life loves the liver of it.」周囲の人や利用者の方々の人生はもちろん、皆さん自分自身が人生や生活を満喫できるよう祈って添えたつもりです。
今年も残りわずかになってきましたが、体調に十分気をつけて、なんて言えない状況ですが(苦笑)、頑張ってくださいね!!
理事長
11月2日 本が出版されました。
明日へのメッセージや医療介護に携わる人たちからの相談に乗っていたことを本にしました。題名は「医療・介護に携わる君たちへ」幻冬舎からの出版です。
全国展開なので多くの人たちに読んでもらいたいと思います。
内容に関してはここでは詳しく述べませんが、今の仕事でやりがいを見つけて欲しいということが伝えたいと思いました。スタッフの皆さんにも是非読んで欲しいですね。
南病院は先週、病院機能評価を受審しましたね。皆さんよく頑張りました。
大変だったと思いますが、良い経験になりましたね。院長をはじめスタッフ全員が一つになって取り組んだことは、きっと一人ひとりにとっても財産になったと思います。一つになるということがチームの基本です。学会の発表もそうですね!みんな一つになって発表者のためにスクラム組んで取り組んでますよね!バレーボール大会は言うまでもないです(^^;
そのチャンスがたくさんあるのに、なかなかチームに入っていかない役職の人たち、勇気を持って仲間たちと接する機会をつくり、そして同じ目標に向かって汗をかきましょう!これは私自身にとっても最近欠けている行動だと反省しています。
九州新幹線で鹿児島から博多に向かっています。鹿児島で専門医の研修を受けてそのまま帰りたかったのですが、飛行機が満席で、福岡空港から帰ることになったからです。でもお陰で久しぶりのメッセージが送れます。
熊本を過ぎて、夏のデイケア大会を思い出していました。震災後の大会、本当に頭が下がりましたし、大会が復興の一助になったかもしれませんね。
中央クリニックの新築移転も順調に進んでいますが、建物らしくなってはじめて気がつくことも沢山ありますね~このプロジェクトもまた、改めて一つのチームとして動き出しそうですね!楽しみです!
博多駅に着いちゃいました。続きはまた明日(^^;
理事長
本当に久しぶりのメッセージです。例年と比べて本当に忙しく慌ただしい夏でした。特に7月から8月初旬にかけては、埼玉育児院のチャリティーコンサートから始まり、地域リハの全国大会の主催、老健の全国大会で愛媛県松山市、そして熊本で開催された全国デイ・ケア研究大会などが毎週のように行われ、落ち着く暇がありませんでした。8月の間には、次期の報酬改定に関連した委員会や会議が頻繁に開催され、毎週のように出張してました。そんな中でも、家族との夏休みや友人とのゴルフ旅行など、楽しい時間も過ごすことできました。また、愛媛では大学時代の同級生と30年ぶりに再会できたことは嬉しい出来事でした。瀬戸内海の島で住民のためになくてはならない存在になっている有床診療所を切り盛りしている友人が眩しく映りました。負けてられないな~~という感じでした。
さて、このメッセージもいつものように機上からです。徳島市で開催された高齢社会をよくする女性の会の全国大会です。来年は川越で開催されることが決まっているのでその視察です。何故女性の会?に思われるでしょうが、今年のように県単位での開催ではなく、川越の場合は市レベルでの開催になりますから、多くの人たちの支援が必要になります。というわけで、私たち法人もお手伝いを!ということになりました。この大会については後日改めてお話ししましょう(^^)
今回、徳島行きを決めたもう一つの理由があります。それは山上久先生のお墓参りです。平成25年6月に58歳の若さで急逝された先生は、1990年頃より老人の専門医療を考える会で知り合い、友として同志として大切な人でした。アメリカ・カナダへの海外視察の際には、お互いの夢を夜遅くまで語り合ったことが思い出されます。全国デイ・ケア協会にもご尽力いただき、大会を徳島で主催してくださったことも忘れられない思い出です。100キロ超級の身体で、本当に細やかな気遣いができる優しい兄貴でしたね。仕事の都合もあり、通夜・告別式にも伺うことができなくて、不義理がずっと気になっていました。今回、先生のまさに同志で見事に後継されている奥様、山上敦子先生のご厚意に甘える形でお墓参りが実現しました。瀬戸内海が一望できるお墓は、海に面して大鳴門橋を望む鳴門山上病院のロケーションとも重なり、感慨深い墓参となりました。かなり遅ればせながら、ご冥福をお祈りしたいと思います。
9月に入り、地域包括支援センターかすみが中央クリニックから出て、町の中心でリニューアルオープンしました。誰もが立ち寄れるような素敵な設えになりましたから、スタッフの皆さんも一度は出かけてお茶でもいかがですか(^^)
今回の写真は、女性の会の懇親会で600人の阿波踊りです。
凄い熱気でしたよ^^;
理事長
先日、知人からこのメッセージを毎回楽しみにしているとお言葉をいただき、感謝の気持ちと同時にちょっと照れくさい気持ちになっています。しかし、このメッセージは徒然にその時の思いをスタッフの皆さんに伝えることが主目的ですから、あまり畏まらないでこれからも続けたいと思います。
霞ヶ関中央クリニック(旧霞ヶ関中央病院)の老朽化に伴い、向かい側の第一駐車場に在宅サービスの拠点を新築移転することになりました。既に地鎮祭も無事に執り行い、今年の秋11月のオープンを目指して工事が始まりました。
計画は10年ほど前からありましたが、やっと実現します。
十分な検討期間を経てスタートしましたから、理想に近い「センター」が誕生すると思います。しかし、建物ができてもその中身は?と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、関係するスタッフたちは、少しでも良いサービスを提供できるように今でも熱いディスカッションを続けています。乞うご期待ですね!
霞ヶ関中央病院は皆さんご承知のように昭和47年11月に介護職を職員として採用する(当時は付添婦さんが当たり前の時代ですから)画期的なシステムでスタートしました。
今では介護職のいない病院のほうが少ないくらいですよね!
私たちグループの先進的な取り組みの第一歩と言えます。
11月に完成する「(仮称)コミュニティケア・センター」に続いて、現在の霞ヶ関中央クリニック跡地には、住宅を中心とした新たなランドマークを作る予定で、真寿園の新たな取り組みと併せて、現在進行形でプロジェクトが進められています。
今回の一枚は、2005年タスマニアのレストランでこれからの夢をスタッフと語り合った時の夕日です。
理事長
ついつい自分の部屋に行く時にエレベーターを利用することが多かったのですが、3月初めから階段で5階まで昇降するようになりました。多いときは1日5往復、初めは続かないだろうと思ってあまり公表していませんでしたが、なんとか日常になりそうですね!
あとは昇降時の姿勢をもっと意識しなければと思っています。
なぜ急に・・・と皆さん思われるでしょうが、車の移動が当たり前になったり、年末に肋骨を痛め、年明けは右大腿部の内転筋痛、以前からの左肘痛など、運動は日頃心がけているものの日常的に身体を動かす機会を作るには、改めてトレーニングというより、生活の中で工夫することが大切ですからね!
とにかく頑張ってみます!(まだ公表は早かったかな?)
年度末の慌ただしさの中、嬉しい便りが届きました。タスマニアのJohn Tooth先生の85歳のバースデイ・パーティーの様子です。
先生は高齢者施設にお住まいで、2年前には体調を崩されて、急遽お見舞いに伺いましたが、すっかりお元気になられましたね(^^)
私たち法人にとって認知症ケアの原点はアダーズ・ナーシング・ホームですよね。
初めてタスマニアにお邪魔したとき、そのコンセプトから実際のケアまで、目から鱗でした。その後、タスマニアに100名近いスタッフが研修に行き、施設の工夫や認知症ケアの姿勢だけではなく、先生の人柄に触れ、あるべき姿を具体的に意識できたと思います。
私にとっても皆さんにとっても大切な人ですから、いつまでもお元気でいてほしいですね!
理事長