06スタッフの一日

その人らしさを
支えるために

訪問リハビリ(理学療法士)

その方の暮らしに直接触れる事の出来る
訪問リハビリテーションの魅力

訪問リハビリテーションは、病院や施設の中ではなく、その方のご自宅やお住いの地域に伺い、リハビリを実施します。ご自宅に伺うということは、その方の家庭や暮らしぶり、地域との交流など、その方が生きてきた「人生の軌跡」を直に感じ取ることができます。
「この人は、これまで、こういうことをしてこられた」ということを知り、ご本人・ご家族が「今後どのように暮らしていきたいのか」を一緒に考えることで、目標がより具体的になります。このように、暮らしに沿った視点からリハビリにつなげることが訪問リハの魅力の1つであり、日々の仕事にやりがいを感じています。

訪問自体は1人で行っても
心強いバックアップがある

私が主担当で訪問している方は30名程です。担当外の方も含めると1月に40~50名のご自宅を定期的に訪問しています。基本的に訪問は1人でお伺いする事が多いのですが、医師・看護師・他のリハビリ専門職・ケアマネジャーなど、様々な職種と連携を図りながら支援しています。仮に何か問題が生じていた場合には、他事業所ともすぐに連携・対策をとることで、早期に問題を解消することができます。
また、リハビリを行う中で、ご本人・ご家族から相談されたことに、その場で判断しなくてはならない場面があります。その時に、偏った判断にならないよう、できる限りの選択肢が用意できるよう、日頃から他事業所も含め多職種での情報の共有や話し合いの場を大切にしています。

その人らしさを支えるために

訪問リハビリはご自宅に訪問させていただくサービスです。病気や怪我だけをみるのではなく、「その人らしさ」をみることが大切だと思っています。言葉にするのは簡単ですが、実際には難しいと感じることが多くあります。入院中や通所サービスなど建物の中でみられない姿がご自宅にはあり、ご自宅だからこそ生じる悩みや課題があります。これら小さな変化も見逃さず、感じ取り、ご本人やご家族とひとつひとつ共感を積み重ねることで、「その人らしい暮らしの実現」を支援することにつながると考えています。
訪問では目の前の利用者さんに少しでも深くかかわり、その人のために何ができるかを追及していきたいです。そのためには、知識だけではなく、さらに経験を重ねていきたいと思っています。

訪問リハビリ
(理学療法士)の一日

8:45
始業
朝礼。利用者の申し送りやスケジュールのチェックを行います。
9:00
訪問開始。法人が所有する車を運転しながら、患者さんのご自宅を訪問。午前中に2~3件訪問します。
12:00
昼食。一度、事業所に戻りスタッフと楽しくおしゃべりをしながら昼食をとります。
13:00
午後の訪問を開始。夕方までに3~4件訪問します。
17:00
事業所に戻り、カルテ記載。ケアマネジャーなど他事業所と情報を共有。打合せなど行ってから帰宅。
理学療法士の一日

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